定例会ミートアップ

令和7年6月度定例会&第8回ミートアップ会のご報告

令和7年6月25日、ふるさと納税地域商社会6月度定例会に先立ち、第8回ミートアップ会が開催されました。
ふるさと納税地域商社会「ミートアップ会」は、会員団体スタッフの育成を目的に、各団体の代表者や代表者級の方々が講義を行う勉強会です。

第8回は、株式会社あきんど 代表取締役“商人”・廣田拓也氏による講演『拠点より拠人。鋭く稼ぐ属人的地域商社モデルケースへのチャレンジ。』を実施しました。
廣田氏は、「小さく鋭く稼ぐ」という哲学のもと、原料調達から加工・販売までを一気通貫で支援し、地域の“商いの困った”を解決してきた事例を語ってくださいました。特に、大規模組織が真似しにくい“スピード”と、人脈を生かした“属人的な強み”で成果を引き出す手法は、多くの参加者にとって新たな気づきとなりました。後半はスタッフによる、あきんど社員の紹介の時間があり、少数精鋭の「あきんど」らしい強みや雰囲気が伝わってきました。

株式会社あきんどのお土産・流通への卸に強い独自ネットワークと、商品開発から販売まで一気通貫で伴走できる点は、他の地域商社とは一線を画す強みです。WEBマーケティングやふるさと納税に強い会員もいれば、製造や卸に秀でた会員もいる——多様な地域・多様な強みが集う地域商社会ならではの面白さを、あらためて感じられる時間となりました。


続く定例会では、まず各社から業績と寄付状況が報告されました。米不足の影響や夏商材の動向、寄付者を巻き込んだPR施策や、物産展開催、などの取り組みも共有されました。また、告示改正に伴う制度変更の影響や自治体との連携方法をめぐる質疑応答が行われ、北は北海道、南は沖縄まで幅広い地域の課題と成功事例を比較できる貴重な機会となりました。
地域商社会は、今後もミートアップと定例会を通じて「地域×ビジネス」の最新事例を学び合い、それぞれの強みを持ち寄りながら、地域活性化と会員企業の成長に寄与してまいります。

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